ぐろぶぼ~

コンテンツデブの摂取と代謝

お友達

今日も元気に出血中。今日は左腕からです。
傷はひとつ。腕を折りたためば、血痕はふたつ。
もしぼくが血友病患者だったら、ベッドシーツが何枚あっても足りないでしょう。
いつだって腕から足から身体から、そして鼻の穴から。

出血とは長らくお友達を続けています。ちょうど日本と地震が古来よりのお友達であるように。
小学校二年生のころ、結婚式の為に訪れた大阪のホテルで、鼻から大出血した事がありました。
出せども出せども止まらなく、遂には病院のお世話になったほど酷かった、歴史的鼻血です。
名付けるならば阪神大出血。過去最大級の出血です。
そのとき読んでいたとってもラッキーマン第二巻には、当時の血痕が未だに付着しています。
まったく、困ったお友達です。
時には、そんなお友達がお友達のお洋服を汚してしまうこともあったりするので、非常に申し訳なく思います。ごめんなさい。
しかし、お友達がお友達を害したとしても、ぼくは友達と縁を切ることができないのです。
だからこそお友達でいなければならないのです。

いつか、転校してしまったみよちゃんのように、お友達のまま思い出になれる日はくるのでしょうか。
多分、無理なんだろうなぁ、と思いふけりながら、僕は爪にヤスリをかけるのです。
でも、怪我とかスプラッターな出血じゃないから、いいかな。